2017年3月23日木曜日 ブログ第129号
今朝は曇り空でまだ肌寒い神戸です。
今日も暖かめの恰好で出かける予定の
澁川です。
昨日は、
岡山で日報サービスを展開されている
Tさん主催のセミナーがあり
参加してきました。
講師は、
顧客リピート総合研究所の一圓克彦氏。
テーマは「目標達成セミナー」
このセミナーの前半は、
認知心理学に基づく人間の習性や行動の
お話からはじまり、
顧客リピートの大切さやその事例のお話。
後半は、目標の設定の仕方や
それを達成するための方法のお話。
私にとってとても興味深かったのは、
顧客リピートの部分。
顧客リピートが従事する人間に
どのように影響を与えるか
についてのお話から始まり・・・
① 新規顧客の獲得とリピート顧客の
販促コストの違い「5:1の法則」
② 承認欲求の向上による離職率の減少
③ 収益アップによる経営者機嫌の上昇、
「職場の空氣感」の上昇
次に顧客リピートする
「リピーター」とは?
についてお話に移っていたのです。
昨年12月初旬にも
書かせていただきましたが、
リピーターには3種類ある。
が・・・、
3種類あることを知らない
経営者がほとんど
その3種類とは、
① 同経験のリピーター:
同じ商品を、同じ目的のために買う
② 異経験のリピーター:
同じ商品を、違う目的のために買う
③ 時系列のリピーター:
商品を買った人が、
その後どのような行動をするかを
起点てして次のサービス、商品を提供
があり、
一般には皆さん同経験のリピーター
についてのみ考えると。
同経験で考えると、
人間は「損をしたくない」心理が働き、
他に良いものがあるのではないか・・・
と行動するので
顧客は離れていってしまう・・・。
「リピーターを創造するには、
是非、異経験、時系列で考えてほしい」
一圓氏は厚く語られる。
得てして我々は
同経験のリピーターのことしか考えない。
これでは限界が直ぐ来るとのお話も納得。
商品を買っていただいたお客様が、
購入後にとる行動を考えて・・・、
その次のサービスを考え、
そのサービスを利用した人が、
更にその次に何を欲しがるかを考える。
この時系列のリピーター創出。
大切な視点をお客様に案内しないと・・・
少子高齢化の世では
限られたお客様から
収益を上げていかないといけない
とても大切な切り口だと感じた。