2017430日日曜日 ブログ第166

今朝も快晴。

清々しいGW2日目ですが、

いかがお過ごしでしょうか?

 

 

昨日、インバウンド需要のことを

書き始めたところ、

いろいろ疑問が出てきて

ネットで調べたら、

意外なことがわかりました。

 

仕事で直接かかわりがないと

調べたりしないので分からない。

 

分かったことを

ブログに書き始めたら・・・

長くなってしまい・・・

途中で切って翌日に続きを

書くことにしてしまいました。

 

インバウンド旅行者2

 

昨日の続きですが、

長くなっています。

時間がない方はスルーしてください。

 

大阪府観光局の調査を見ていて

意外だったのが、

 

大阪の訪ねた場所No1

大阪城とかの観光地ではなく

 

道頓堀

 

No1道頓堀(心斎橋から難波)

70%の人達が訪問、

No2が大阪城で60%

No3USJ35%だそうです。

 

いった人たちが他の人に

お勧めできるかどうかでは、

道頓堀72%

大阪城73%

USJ82%となっており、

 

USJは訪問してもらえれば

満足度が高いが

来てもらえないという点が

課題となるようです。

 

また、

来日目的の一番は食べ物だそうですが・・・、

 

食い倒れ人形

No1がラーメンで71%の人が食べ、

No2が寿司で56%

No3がたこ焼きの54%

だったようです。

揚子江ラーメン

大阪名物たこ焼き

 

庶民的な行動がうかがえる統計ですね。

 

インバウンド旅行者1

 

大阪に来た人たちが

他に旅行したかというアンケートでは

京都に56%の人が行き、

奈良が31%

神戸は19%だそうで

 

以外に神戸には来ない結果に

なっていました。

 

三宮駅北側の北長狭にある飲食店街では

神戸ステーキのお店がやたらと増えていて

 

キャリングケースの旅行者が

大勢きているのですが

以外に少ないのに驚きです。

 

大阪来日客の年代で見ると

20代が43%

30代が31%

40代が12%

若い人たちが多いと出ていました。

 

確かに町中で見る人たちは

若者が多く・・・、

スマホで検索しながらウロウロ。

見かけるのも当然でした。

 

来日した観光客の再訪意欲では、

必ず来たい人が47%

来たい人が46%であり、

来阪した人たちの9割は

再度来てみたいという

統計になっていました。

 

 

大阪に来ていた旅行者の情報源は、

来日前、来日後ともに

SNS,インターネットが

70%以上となっており、

 

ネットに対するお店側の情報発信、

来日客のSNSの発信などが

大きく集客に影響が出ていそうです。

 

昨年6月に日銀大阪支店が発表した

訪日外国人消費動向調査によると、

 

関西空港を利用する訪日客は

    リピーターが約半数

    支出金額が低下傾向

    関空入国者の9割がアジア

    個人旅行が8

    中国のリピーターが2~3割、

韓国で5~6割、

台湾で8

となっており、

 

支出金額の低下の背景として

    所得の低い層の訪日増加

    リピーターの増加

    中国当局の資本規制の強化

 

となっていました。

 

 

なるほど、LCCの就航が増えて

来日する人達の年齢が若くなり、

かつ所得も低い層が多くなり、

 

中国当局の資本規制も

厳しくなっているので

「爆買い」はなくなってきている。

 

しかもリピーターが多くなると、

モノ消費からコト消費に移り、

食べ物もB級グルメのようなものが

食べられる確率が高くなる。

 

大阪府観光局の調査では、

訪日客の平均支出額では

平均9.2万円だが、

中国13.4万円、

韓国5.9万円、

台湾8.2万円、

香港10.5万円となっており、

 

今年韓国の人の訪日が増えて

中国が減っているという

データのまま推移すれば、

大阪府に落ちるお金・消費額は減る?

ことになる。

 

インバウンド需要と言っても、

単に来日客が増えると

自動的に買い物が増える

という構図は変わり、

 

コト消費でお金を使ってもらい

庶民的なグルメを味わってもらう

 

傾向がますます高くなるように感じた

ネット検索でした。