20171014日土曜日 ブログ第334

今日も愚図ついた肌寒い天気でしたね。

裏六甲では少し暖房を

点けたい気分ですが、

まだ早いので

少し厚着にして我慢。

 

 

今朝NHKのおはよう日本の

ローカル放送部分で、

天理のハイキングコースの紹介が

ありました。

 

奈良山の辺の道 景行天皇陵

 

JR天理駅から南に桜井までの古道を

散策できる「山の辺の道」コース。

 

途中に史跡や古墳などがあり、

万葉のロマンを感じられる

古道だそうです。

 

昔ながらの集落が残り、

農産物の無人販売所などもあり、

人気のコースだそうです。

 

 

途中、柿の果樹園があり、

柿の木オーナー制度が

紹介されていました。

 

 

この制度を始めた農家のお話ですと、

柿農家も高齢化で、

廃業する家も出てきていて、

手入れしないため、

荒れ地になっている農園も

放送されていました。

 

 

耕作放棄地になると荒れ放題になり、

折角の柿畑が荒廃すると同時に

古道を歩く観光の人の見た目にも

良くないので、

柿の木オーナー制度を設けて、

基幹作業である剪定、摘蕾作業など

手入れしてもらい

収穫もして持ち帰ってもらう。

 

 

このオーナー制度について、

初めて聞きましたが、

奈良の御所の甘柿などで

同じ制度があるそうです。

 

 

後継者のいない農家など、

働き手がいなくなると荒廃するので、

このオーナー制度は

有効な方法だと思いました。

 

 

都会で自然に触れたい人にとっては、

自然に触れ、収穫して持ち帰る、

嬉しい制度だと思います。

 

このようなオーナー制度で

参加する人がいる地域は

良いのですが・・・、

制度を設けても参加者が

いなければ廃れてしまう。

 

 

人を引き付ける魅力がないと集まらない。

 

人を引き付ける魅力をどう磨くか、

またどのように魅力を発信するか。

 

 

なかなか簡単ではないのですが、

示唆に富んだやり方。

 

 

過疎化が進む地方でこのような制度が

出来てきていることは知っていましたが、

 

身近な天理市でも農家を廃業して

荒れ地が結構あると聞いて、

直ぐ身近なところに高齢化の波が

来ているのを感じた次第。

 

 

これからの高齢化の時代を

どう生き抜いていくか

知恵がますます必要ですね。

 

 

今日もお読みいただき

ありがとうございます。