2017106日金曜日 ブログ第326

今日は生憎の天気。

 

午後からは風も出てくるようで、

大きめの傘を持って出かけないと

いけないですね。

 

風雨に負けずに頑張りましょう!

 

ビジネス 後継 

 

今朝の日経朝刊の一面記事

 

「大廃業時代の足音

 中小『後継未定』127万社」

 

が出ていました。

 

後継者難から会社をたたむケースが多く、

廃業する会社のおよそ5割が経常黒字。

 

2025年に6割以上の経営者が

70歳を超えるが・・・、

 

経済産業省の分析では、

現状で中小127万社で

後継者不在の状態にある。

 

優良技術の伝承へ事業承継を急がないと、

日本の産業基盤は劣化する。

 

中小経営者で最も多い年齢層は

15年時点で65~69歳。

 

平均引退年齢は70歳だそうで、

25年時点でこのリタイア適齢期を

迎える中小経営者が約245万人と、

全中小の6割以上に上る。

 

とありました。

 

恐ろしい時代が間もなく来ます。

 

 

前職時代にお邪魔していた

先輩の会社も後継者問題で

悩んでいたことを思い出しました。

 

その経営者も今はもう70歳くらいに

なられたのでは・・・。

 

昨年連絡した時は、

会社の状況は変化なく、

相変わらず仕事でバタバタされていた。

 

経済的には余裕のある方で、

仕事は一種趣味みたいな感覚で

に働いておられた。

 

 

小職は、当時、お母さまの相続関係で

アドバイスをさせていただいていた先。

 

その後、お母さまはお亡くなりに

ご自身の相続対策も考えないと

いけない時期に来ていたが・・・、

 

まだまだ自分は無関係と

全く聞く耳を持たず・・・。

 

 

その会社さんは

中古測定器のブローカー業務を

されているのですが・・・、

 

中古機械の部品取りをして

収益を生むなど、

 

独自の技術目線がないと

継げない専門職のお仕事。

 

逆に言えば、

親族などでは継げない仕事。

 

会社に対する貸付金などもあり、

経営者に万一のことが起こると

貸付金は相続財産になってしまう。

 

 

本来であれば、

徐々に仕事を清算する方向で

準備しないといけない時期と

思うのですが・・・、

 

多分まだ何も手を付けずに

お仕事に取り組んでいるだろうと

推察される。

 

経営者自信が進路を判断しない限りは、

何もアドバイスできないし、

何をするにしても手を打てない。

 

 

他人ごとではなく自分事として

今日の新聞を読まれていれば・・・

と感じた今朝の記事でした。

 

今日もお読みいただき

ありがとうございます。