2017年10月27日金曜日 ブログ第347号
今日も昨日に続き温かい日となり、
日中日差しが背中にあたると
汗が出てきました。

 

大阪はまだまだ暑いですね。

 

東京は結構冷え込んでいる
ようですが・・・。

 

 

今日のテーマは、

「経営幹部が身につけたい
会計思考」

について

 

会計というと、
経理の仕事、
あるいは
決算書作成のことだと
思う方も多いのでは
ないでしょうか。

 

しかしそれは財務会計です。

 

ここでいう会計とは
管理会計のジャンルです。

なかでも月次決算を行い、
業績をみながら
対策を打っていくことを、
予算管理と言います。

 

経営者や経営幹部には
重要な仕事になります。

 

ユニクロやアスクルの
成長を支えた
公認会計士・安本隆治氏
によれば、

強い会社にするには、
予算管理で問題点を
「見える化」
することが重要だ
といっています。

 

そのためには、
先ずなにより
月次決算を行える
体制にすることが必要です。

 

 実はあのユニクロでさえ、
20年前までは、
月次決算が行えておらず、
安本氏が監査役に就任し
上場を目指すようになって
完成させたといいます。

 

それだけ全社的に
取り組まなければ
できないことです。

 

 経営者の夢であるビジョンを
計画に落としこんだものが

経営計画、

なかでも3年くらいのものを
中期経営計画、

1年でみたものを
短期経営計画または予算
といいます。

 

したがって予算は言い換えれば
「未来予想図」。

 

それを頼りに経営をすれば、
途中で危機が来ても
落ちついて対処できます。

 

なぜなら、計画段階で
一度はいろんなケースを
頭で描いているため、
予算をつくる行為が、
リスクの対処法に
なっているのです。

 

予算と実績(月次決算)を
毎月比較しどのような理由で
差異が発生したかを分析します。

 

その結果からすぐに
どのような手を打つべきかを
考え実行していきます。

 

この月次の予算管理を
日次まで進化させた会社が
浜松市にある
ハマキョウレックスという
会社だそうです。

 

この会社では
日々の売上、経費などを集計する
簡便な損益計算書「日々収支」
部門ごとに作り
管理しているそうです。

 

毎日の部門実績が「見える化」され、
社員は自分の部門が
もうかっていれば自信を深め、
赤字であれば挽回する工夫を
するそうです。

 

このような仕組みは、
日報にも組み込むことが
できることです。

 

あなたのお仕事に
「日々収支」を導入して、
「見える化」しませんか?

 

これらのことを
詳しく知りたい方に
小冊子(A4版7枚)を
用意しています。

下記からご希望方はご請求ください。

お問合せ

 

参考文献:
『強い会社をつくる会計の教科書』
安本隆晴著 ダイヤモンド社

『やらまいか!』
大須賀正孝著 ダイヤモンド社