2017年10月17日火曜日 ブログ第337号
昨日から自宅でエアコンをつけて
快適な気分の澁川です。
寒さを我慢していては
気持ちまで寒くなりそうで・・・(笑)
おかげさまでホカホカ気分です。
物語 ストーリー 人生
ダン・ケネディの
NO.B.S Marketing Letter9月号に
価格について書かれている箇所が
ありましたのでご紹介します。
ダン・ケネディは、
弱腰の価格設定する人で
溢れかっえていると言います。
億万長者は、心の中で
「この世で唯一無二な存在」
が自分であり・・・、
価格についても
弱気になる必要はない
と説いています。
このレターでは、
アウトドア衣料品ORVIS社の事例が
紹介されていましたが・・・、
彼らの男性用カタログには、
ターゲット顧客と
より絆を深めるための本が
販売されているそうです。
創業者がジープで世界一周したときの
旅紀行や写真の本だそうです。
このカタログには、
かれらの顧客に対する
ストーリーがあり、
競争というものが
存在しない中で
商品を掲載し、
値段も決めている。
物語 ストーリー
このことにより、
他の店と値段を比べたり
されないことになる
とあります。
「我々の値段をつけるときに
情報に頼りすぎていないか?」
と言っており、
「10万人の犠牲者よりも、
たった一人の飢えたこどもについて
巧みに語られるストーリーのほうが、
より多くの反響を得られるだろう。」
ポッフェンバーガー(1925)
1925年に語られた真実が
現代でも変わっていない。
事実や統計、状況や問題、課題、苦しみ、
それからリスク、機会、製品やサービス
・・・企業情報は全て抽象的。
特定の個人に関する
感動的ストーリーのほうが、
親近感を持ってもらえる
にもかかわらず・・・。
多くのマーケターは
情報に頼りすぎている。
情報に頼ったメッセージには、
ストーリー性がなく伝わらない。
伝わらないと価格の競争になる。
かき集められた事実や統計、情報では、
人には感情がわかない。
顧客が共感できるストーリー
作り上げることにより、
感情が伴い、
より人の心に強く残る。
広告の達人、マーケティングのプロ、
販売員、講演者やセールスライターは
みんな熟練のストーリーテーラー
価格はストーリーで決まり、
ストーリーが顧客に伝わりさえすれば、
商品は売れる。
人は感情で物を買う。
感情を動かすにはストーリーが必須。
皆さん、
ストーリーテーラーになりましょう!
今日もお読みいただき
ありがとうございます。