20171118日土曜日 ブログ第369

今日は朝から雨模様でしたが、

冷え込みはなくホッとしました。

 

昼からは雨も上がり、

少し寒くなってきた感じの裏六甲です。

 

 

 

昨日の日経一面に

来年度の所得税改革の財務省案が

出ていました。

 

 

毎年年末恒例の翌年の税制改正の論議。

 

大きな流れでは

法人税減税、

個人特に富裕層の増税は、

ここ数年の流れですね。

 

今回は

「給与所得控除」縮小と、

「基礎控除」拡大が出ていました。

 

これにより、

高所得の会社員増税になり、

個人請負のフリーランスや自営業は

減税となると発表されていました。

 

 

年収800万~900万円より上の人を

高所得と位置づけて増税し、

 

上記年収より下の人を

中所得の会社員とし、

横ばいとする案だそうです。

 

 

また、テレビでは

法人税の減税について、

 

従業員の給与を3%以上上げる

企業に対して実効法人税率を

29.9%から25%程度下げると

報道していました。

 

 

企業側からすると

法人税は下がりますが・・・、

 

社会保険料等の負担を考えると

給与を上げる分だけ

負担増になるので、

 

企業にとって減税がメリットになるの?

 

なんて思いながら

見ていましたが・・・。

 

 

片や、トランプ政権では、

法人税を35%から20%に

大幅減税する案が米国下院を通過し、

上院でどのように議論されるか

と報道されています。

 

 

日本でもさらに法人減税の議論が

されるように思いますが、

財源をどうするか問題山積みですね。

 

 

今回の税制改正の方向では、

 

今までの富裕層に対する課税強化の

バーが下に下りてきて、

 

上場企業の管理職クラスも

増税の対象になることに

なりそうです。

 

 

法人の税率が安いので、

所得を会社に残し、

経営者の報酬を抑えるニーズが

ますます増えるのでは

ないでしょうか?

 

 

そうすると退職する時に

会社に貯めた利益を

退職金でもらうニーズが増える?

 

なんて考えて新聞を読んでいました。

 

自営業者の場合は、

 

社会保障制度

(厚生年金か国民年金?

協会けんぽか国民健康保険?

など)の問題、

 

給与所得か事業所得?

 

などの問題が絡んで、

法人化がいいのかどうか

考えないといけないですね。

 

 

知っているか、知らないかで

差が出る難しい世の中ですね。

 

 

こんなことを考えて

ブログを書いていました。

 

 

今日もお読みいただき

ありがとうございます。