2017116日月曜日 ブログ第357

 

連休明けの今日はスーツ姿で歩くと

少し汗ばむ陽気になりました。

 

珍しくこの3連休中はスポーツジムで

筋トレ、ジョギングで汗を流し、

手足に筋肉痛が残っている私です。

 

  

 

先週の土曜日は

毎月恒例の大阪FP塾に

参加しておりました。

 

今月のテーマは

『「最新データ」を仕事に生かそう!』

 

日本人の統計からみた最新データ。

統計からみた高齢者の姿。

 

 

少子高齢化で日本人の人口が

減少していると聞いてはいても、

具体的グラフで傾向を

見ながら眺めると・・・、

より具体的に身近に感じられる。

 

 

H29年の人口は12671万人。

 

出生者数は初めて100万人を切り、

98万人で減少傾向。

 

死亡者数は130万人で増加傾向。

 

つまり日本の人口は32万人減少、

毎年、中核都市のひとつ分の人口が

なくなる勘定です。

 

 

第一次ベビーブームのころの

出生者数は約270万人。

 

その子供が誕生した

第二次ベビーブーム時が210万人。

 

死亡者数は第一次のころで約95万人。

第二次のころで約70万人ですので

人口は増加していましたが・・・。

 

 

H19年ごろより、

出生数と死亡数が逆転して

減少することになりました。

 

 

現在の人口12671万人のうち、

 

生産者人口と言われている

15歳以上65歳未満の人口は

7596万人で59.9%。

 

高齢者と言われている

65歳以上の人口は3514万人

27.7%。

 

年少者と言われている

15歳未満の人口は1562万人

12.3%。

 

毎年このままでは

人口がドンドン減少し

超高齢化の時代がすぐ近くまで

来ていることを実感します。

 

 

生産者人口が減るということは、

生産力が落ちることになるので、

日本という国の国力が落ちる。

 

 

これからは

高齢者と言われている人たちにも

どんどん就業してもらわないと

人手不足は解消しないのは明らかです。

 

 

65歳以上の高齢者の就業者数は、

H28年で770万人。

 

 

高齢者3514万人のうち約22%の人が

何らかの仕事についていると

統計では出ていましたが・・・、

 

ライフシフト

100年時代人生戦略

ではありませんが、

高齢者といえども

元気なうちは自ら行動しないと

いけない時代に突入です。

 

 

65歳以上の就業割合国際比較では、

 

日本は上記のように22.3%ですが、

 

アメリカ18.6

カナダ13.1

イギリス10.6

 

という統計データがでており、

日本が一番のようです。

 

 

高齢者の人口割合国際比較では、

 

日本27.7%で世界一ですが、

 

イタリア23.0

ドイツ21.5

フランス19.7

イギリス18.5

カナダ17.0

アメリカ15.4

 

という結果が出ております。

 

 

人口減少、超高齢化という

世界に回答のない事に

日本はチャレンジしなくては

いけないことになります。

 

 

この他、家計消費状況調査の

データ解説もありました。

 

65歳以上の高齢者家庭と

65歳未満の家庭での

ネットショッピング支出の倍率

というデータが初めて

公表されたようです。

 

 

65歳未満の家庭と比べて、

より多い項目として

 

医薬品・健康食品が1.68

贈答品が1.43

保険が1.24

食料が1.13

旅行関係が1.09

 

高齢者家庭は、

健康に関心が高いことが

消費行動でもわかります。

 

 

これからの時代は、

やはり高齢者を対象として

ビジネスを考えていかないと

いけないことが各種データから

わかります。

 

 

このような統計データも意識して、

商品企画、サービス企画を

考えないといけないと痛感した

土曜日でした。