2017年1月22日日曜日 ブログ第69号
今日は一昨日に続き
バランスシートのお話その2
をさせていただきます。
バランスシートのお話その2
をさせていただきます。
一昨日のお話では、バランスシートを
流動資産、
固定資産、
流動負債、
固定負債、
純資産
固定資産、
流動負債、
固定負債、
純資産
の5つのブロックを大枠でつかんで
会社の健康状態を理解する
ということでした。
会社の健康状態を理解する
ということでした。
皆さんもご存知のように自己資本である
純資産は、返済不要の資金源になります。
純資産は、返済不要の資金源になります。
自己資本+流動負債+固定負債
=会社が調達した総額
=会社が調達した総額
になります。
この調達した総額のうち、
返済の必要のない自己資本の割合が
高い方が当然ながら会社経営が安定する
ことになります。
返済の必要のない自己資本の割合が
高い方が当然ながら会社経営が安定する
ことになります。
その指標が、「自己資本比率」となります。
自己資本比率(%)
=純資産(自己資本)÷総資産x100
=純資産(自己資本)÷総資産x100
★健全な状態の診断基準:
自己資本比率≧30%
30%以上あれば健全な健康状態と
判断できます。
調達した総額のうち、
返済不要な資金源である純資産が
すべて固定資産に化けていると
資金源として活用しにくくなります。
返済不要な資金源である純資産が
すべて固定資産に化けていると
資金源として活用しにくくなります。
資金源にするためには資産を売却する
必要が出てくるので時間がかかります。
必要が出てくるので時間がかかります。
この場合は資金が必要となったときに
借入するか資産の売却をする必要が
出てくるので、
会社経営の安定性では少し問題が
出てくる可能性があります。
借入するか資産の売却をする必要が
出てくるので、
会社経営の安定性では少し問題が
出てくる可能性があります。
仮に
純資産>固定資産
であれば、固定資産は全て自己資金で
賄えて余りあり、その余りが流動資産に
なっていることになります。
賄えて余りあり、その余りが流動資産に
なっていることになります。
この場合は、純資産の一部は流動資産に
なっているわけですから、
資金調達がいる場合に流動資産より
資金調達ができることになります。
なっているわけですから、
資金調達がいる場合に流動資産より
資金調達ができることになります。
このようなバランスシートですと
非常に安定した会社経営が
できることになります。
非常に安定した会社経営が
できることになります。
この視点での指標として、
「固定比率」
という比率があります。
「固定比率」
という比率があります。
固定比率とは、返さなくていい純資産
(自己資本)で、固定資産をどれだけ
賄えているか?
という比率となります。
固定比率(%)
=固定資産÷純資産(自己資本)x100
=固定資産÷純資産(自己資本)x100
★健全な状態での診断基準:
固定比率≦100%
固定資産は純資産より小さい方が経営上
健康であることが分かります。
健康であることが分かります。
明日は、
流動資産と流動負債、固定負債の関係
についてお話をしたいと思います。
流動資産と流動負債、固定負債の関係
についてお話をしたいと思います。