2017103日火曜日 ブログ第323

今日は、久々に自宅で

終日作業をしていました。

 

ここ久しくさぼっていたため

机上に山積みになった書類の整理。

 

念のためにプリントした

メールや参考資料など・・・

ファイルに入れて机に山積み。

 

これを整理していたら、

大量に廃棄書類になりました。

 

スッキリすると同時に、

貯め込まないで

その時その時に整理しておけば

ここまでならなかったと反省です。

 

 

ところで、

昨日夕方生命保険会社の営業に

呼ばれて訪問すると・・・、

支社長と直々にお話を

お聴きする機会に。

 

最近の活動状況など

ヒアリングされた後に、

いくつか有益な情報をいただいた。

 

生命保険会社では

医療保険、がん保険を販売しているので、

周辺情報としてがん健診の普及活動や、

がんの最新治療方法等調査しており、

我々にも適宜案内してくれるのです。

 

昨日、お聴きした話で興味深いことが

ありましたのでシェアさせてもらいます。

 

がん検診

 

世界中の先進国で甲状腺がんの罹患率が

近年急激に増加しているが、

特に目立つのが韓国だそうです。

 

韓国では、がん対策が

10年ほど前から急ピッチで進み、

がん検診の受診率が約6割に

達しているようです。

 

一種のがん検診ブームが起きていると

新聞報道にもありました。

 

韓国での乳がん検診は

マンモグラフィーではなく、

超音波で実施する病院が増えており、

同時に

甲状腺がんも超音波で検査するため、

セットでするらしいです。

 

韓国では、この検査が普及したため

甲状腺がんの罹患率が15倍になった

という報告があるようです。

 

甲状腺

 

私は知りませんでしたが、

甲状腺がんは、微小なものまで含めると、

ほとんどの高齢者が持っているといわれ、

 

米国にて交通事故死で亡くなった人を

解剖して調べると

60代の全員に甲状腺がんが

見つかったという報告もあるそうです。

 

 

また、甲状腺がんは

他の多くのがんと比べると

進行がとても遅く・・・、

小さながんなら生涯健康を害さない

ことも多いと言われています。

 

韓国での甲状腺がん異常増加について

死亡率などの調査を進めたところ、

原因は過剰診断だったと

最近いわれています。

 

がんを早期発見することを

目的としていては、

 

韓国の事例のように

治療など不要な甲状腺がんが

見つかることにもなり、

 

不要な手術や不要な心理的負担を

受けることになるわけで、

 

がん検診の目的をはき違えないように

しないといけないと

医学者は言っています。

 

我々一般人はそうは言っても、

がんは早期に発見して直したいわけで・・・。

 

数年後には

日本では尿1滴でがん診断ができる

安価な検査キットができるようで、

その場合は同じようなことが

起こりうると思います。

 

見つからなくても良い

がんが見つかってしまう・・・。

 

とても悩ましい医学の進歩かも

知れません。

 

あなたならどうしますか?