2017820日日曜日 ブログ第279

今日も真夏日の暑い一日ですね。

甲子園では、

高校野球の準々決勝戦が行われており、

ベスト4が決まります。

 

甲子園球場

 

ところで昨日の

仙台育英高校対大阪桐蔭高校

のベスト8を掛けた試合。

 

史上初めての春夏連覇2回目を

狙っていた大阪桐蔭高校ですが・・・、

9回に逆転サヨナラ負けしてしました。

 

観戦された人も

多いのではないでしょうか?

 

私は外出していて、

帰宅途中の車中で大阪桐蔭が

1点を8回表にもぎ取り、

その裏の守備からテレビ観戦をしました。

 

8回裏仙台育英の攻撃を

美技で守り切りました。

 

9回裏、簡単に2死を取り、

あと1死で試合が終わる。

 

大阪桐蔭を応援していた私は

これで勝てると思ったのですが・・・。

 

ここからドラマが起こったのです。

 

驚異の粘りの反撃。

 

5番打者が中前打で1塁に出ると、

果敢に2盗。

ノーサインでの盗塁だそうです。

驚きです・・・。

 

次打者は四球で歩き、12塁に。

 

7番打者は遊ゴロで・・・

試合終了を思ったところが、

一塁手の足が塁を踏んでない。

 

失策で打者走者が生き残り満塁に。

 

8番打者は、9回表から途中出場の選手。

「自分で決めてやる」

と気持ちと高めて打席に入り・・・

2点適時打を打ちサヨナラ勝利。

 

大阪桐蔭の1塁手は、

8回の適時打を打った選手で、

9回の送球を普通に処理していれば

試合に勝利し、

ヒーローになるはずが・・・

まさに「天国から地獄に」暗転。

 

勝利した仙台育英の佐々木監督が、

インタビューでお話されていましたが・・・。

 

「選手達が9回これ以上ないくらいの笑顔で

守備からかえってきた。

なんと頼もしい子たちだろうと思った。」

 

9回の適時打を打った選手のことを

地道に努力していたので

とても嬉しいとも話されていた。

 

9回の攻撃の時には、

「『ドラマは俺たちが作る』

と言ってきただろう。

最高の場面じゃないか。」と激励した。

 

2死になった時点で、9割くらいは

諦めていたんじゃないでしょうか?

でも10割諦めていいなかった。」

 

などの発言を聞いていて、

なるほど甲子園で勝ち続ける

学校の監督は人間性も違うなぁと

感じたものです。

 

今朝、ネットで仙台育英について

調べてみましたが、

甲子園の夏2回準優勝、

1回準優勝していて

まだ優勝したことはないチームでした。

 

仙台の強豪校なので

監督自ら選手をスカウトしている

と思いましたが、

一度もスカウトしたことがないとあり、

驚きでした。

 

指導方針としては、

選手の自主性の任せ、

主体的に行動するように

しているそうです。

 

また、ゴミを『運』と言って拾う

『運拾い』もしている

と選手がインタビューに

答えていたのも印象的でした。

 

やはり強いチームは

人間性の教育もされていて、

心技体のバランスが

選手を育てるのでしょうね。

 

今回、大阪桐蔭は残念ながら

春夏連覇は未達成となりましたが、

チームは2年生が5人先発していたので

新チームになってもチーム力は

変わらないのではないでしょうか?

 

天国から地獄に落ちてしまった

選手もまだ2年生なので、

是非とも来年はリベンジして

今年の悪い思い出を

払拭して欲しいものです。

 

緊迫したゲームの中で

これで試合終了すると丁寧に

行き過ぎて塁を踏み違えたようです。

 

これで終わりと思ってしまった

心の隙をつく相手も相手ですが、

とても印象に残った好試合でした。

 

ドラマは俺たちが作る!

最後まで自分を信じ諦めない!

このマインドを見習わなくては

いけないですね