201781日火曜日 ブログ第260

いよいよ8月、葉月の開始です。

葉月とは、葉が落ちる月から

葉月となったようです。

 

8月は夏の真っ盛りで

間違いではと思いますが、

旧暦の8月は秋だそうです。

 

あっと言う間に冬が来てしまう・・・。

 

などと今日のブログを

書き始めて思ってしまいました。

 

 

ところで、昨日の日経新聞夕刊

「こころの玉手箱」に

門川京都市長のことが

書かれていました。

 

「伝統の文化と産業 大切に」

 

「毎朝コーディネートする着物」

 

門川市長のことについては

ほとんど知りませんでしたが、

和服姿でテレビに映るのを

何度か拝見していたので

印象的で気になる人物でした。

 

新聞によると、

就任当初、和装は式典など

特別な日だけだったそうですが、

パリに出張した時に

全て着物で通して以来、

普段も和装で通しているそうです。

 

京都には指定を受けた74の

伝統産業があるそうでが、

いずれも厳しい経営環境にあるそうです。

 

和服 呉服

 

和傘

 

茶道具

 

伝統産業は文化を支え、

イノベーションを起こし、

京都の先端企業をも生み出したので、

この京都の強みを大切にしたい。

 

という思いもあり和装で通しているそうです。

 

外国人旅行者には、

和食、

日本酒、

茶道、

華道、

武道、

庭園

などが注目を集めているのですが、

住んでいる日本人が

外国人の注目する

「伝統文化、伝統産業」の魅力に

気付いていないところがあるのでは?

と門川市長は感じられたそうです。

 

そのようなこともあり、

京都では全国に先駆けて

議員提案で

「乾杯は日本酒で」という条例が

できているそうです。

 

 

門川市長は、毎朝、自分で

コーディネートし身支度を行い、

着物の袂(たもと)には、

匂い袋とマイ箸、マイおちょこを

忍ばせているそうです。

 

何と驚きです。

 

日々、日本文化を楽しみ、

宣伝に努めている。

 

このような首長がいると、

行政の政策も変わっていくのでしょう。

 

私も京都を離れて時間が経ちすぎたため、

京都の伝統文化を忘れてしまった一人

でもありますが・・・、

京都の良さを再度見つめ直したい

と感じたとともに、

門川市長を応援していきたい

と感じた夕刊記事でした。