2017年6月9日金曜日 ブログ第207号

今日は梅雨の谷間で快晴。

暑い一日になりましたが、

いかがお過ごしでしたでしょうか?
昨夜の帰り道、自宅近くで

久々にホタルを見て

感激して帰宅した澁川です。

 

蛍

 

昨日は、相続専門吉澤塾の塾生向け

事業承継セミナー初級編があり、

出席しておりました。

 

その後、講師交えての懇親会があり

出ていました。

 

その際、

今回初めてお会いした生保レディと

名刺交換してお話ししました。
 

まだ若い彼女の名刺の肩書は、

何と弁護士。

 

六法全書

 

何故、弁護士の先生が

生保会社の直販社員に?
 

疑問 悩み

 

懇親会に参加した全員が

何故保険営業になったのか?

と興味深々でツッコミ。

高額コミッションが魅力で入社・・・?

 

実は「弾みで入ってしまった。」

とおっしゃっていた。

 

大卒後法科大学院に入って、

猛勉強して直ぐ司法試験に

合格された様子で、

 

弁護士事務所勤務の経験もあまりなく

保険営業になった雰囲気。
 

我々第三者は、

「弁護士しながら生保売るなら

メチャ有利で儲かっていますよね・・・?」

と話を振ると意外な回答。
 

所属生保会社は兼業禁止なので、

弁護士として仕事をして報酬を得ると

会社の規程に違反する。
法律相談に相談員として出向くと

弁護士会の規程で報酬が出るのでダメ。
弁護士活動出来ないのに、

弁護士会の会費は毎月高額納付。

また、弁護士登録情報に

事務所住所を開示するので、

弁護士事務所がないと、

自宅住所を出すことになってしまう。

 

そうだと弁護依頼人に

自宅住所がわかってしまい

仕事柄トラブルに巻き込まれるので、

事務所名義を借りるらしい。
そのお金も馬鹿にならない。
「ではお金がもったいないので、

登録を止めれば・・・」

というと、そうもいかないらしい。

 

折角努力して取得した国家資格を

活かせないなんて・・・

 

能力があるのに、もったいない。

 

世の中にはいろいろな人がいるもんだと

再度思った昨晩でした。

 

人の価値観は人それぞれ!

その本人しかわからない!