2017411日火曜日 ブログ第147

今日は、久々の泊りがけ東京出張です。

相続を極めるべく吉澤相続事務所主催の

吉澤塾上級編に参加するための出張。

 

アロマ

 

今神戸空港で書き始め、

飛行機の中で書き加え、

最後の仕上げをホテルに書いています。

 

 

昨日、日経電子版を読んでいましたら、

前職会社のシニアチェアマンである

宮内義彦さんが1月に書かれた

ブログが目に入りました。

 

 

65歳引退は「ぜいたく」に?

想定外の超高齢化』

 

というタイトルのブログ記事でした。

 

この記事は、宮内さんが

 

「ライフ・シフト100年時代の人生戦略」

 

を読んで触発されたので

書いたと始まりました。

 

私も気になっていて、

読もう読もうと思いながら、

まだ手に取っていない本ですが・・・

 

 

この本では、

世界的に平均寿命が

どんどん伸び続けていることに

焦点をあて、

 

その結果個人の生き方が

どのように変わるかを

興味深く書かれているそうです。

 

 

この本によると、

2007年生まれた子供の半数は、

何と107歳まで生きる可能性が高い。

 

さらに2014年生まれとなると

109歳まで生きる。

 

 

この超長寿社会になると、

 

20歳過ぎまで教育を受け、

60~65歳まで社会人として働き、

その後はリタイアして余生を過ごす

 

というライフスタイルは成り立たなく

なると指摘しているそうです。

 

想定以上の高齢化が進むとすれば、

年金開始年齢を今の65歳から

70歳に引き上げたとしても、

 

みんなが

100歳まで生きる時代になれば、

個人への公的支援の水準は

一段と低下すのは明らかと

宮内さんも書かれていました。

 

宮内さんのブログ記事の中では、

会社を65歳くらいで退職して

老後生活に入るこれまでの考えを

改めないといけない。

 

これからは、

少なくとも75歳、

出来れば80歳くらいまでは働かないと

100歳までの生計を立てられない。

 

 

社会人になって高々40年少し働いて、

リタイア後35年を

年金などで生活できるとは

とても考えられない。

 

だが、この超長寿社会に

なったときの問題として、

高齢者がする仕事が果たして

あるかという点を指摘されていた。

 

長いデフレ経済下、

企業は減量経営のもとで

中堅・若手のポスト不足もあり、

高齢者に早く去ってほしいと

割り増し退職金など支給し、

リタイアを促してきた。

 

ところが、

これからはこの点も

見直さないといけないとも

書かれていた。

 

経営者の視点として、

65歳以上のシニアを

新入社員として採用する会社も

考えないといけない。

 

その働き場所として、

出身企業とタイアップして

営業代理店活動などを行なわせるのも

面白いのではないかと・・・

 

 

 

この記事を読んだ翌朝に、

昨日厚生労働省人口問題研究所が発表した

「将来推計人口」

が報道のトップに。

 厚労省将来推計人口1

2053年には日本の人口1億人割れ、

50年後の2065年には8800万人に

減少すると予想。

 

65歳以上の高齢者は

2015年の3387万人から

50年後の3381万人と横ばい。

 日経新聞将来推計人口201704

でも人口における割合は

26.6%から38.4%となり、

5人に2人が65歳以上の高齢者に

なると予測されている。

 

 

今の国の少子化対策は、

日本の生産者人口を

増やすうえでは必要だが・・・、

 

外国人労働者を増やして

生産者人口を増やさないと、

社会保障の維持は到底無理な世界。

 

私たち高齢者一歩手前の人間も

出来るだけ長く現役として

働かないといけないし・・・、

 

協力 手助け 引き上げる

 

このような機会を得られたことを

ラッキーと捉えて

行動していかないと

いけないと感じた今朝でした。

 

困難を乗り越えて