201749日日曜日 ブログ第146

今朝も霧雨の朝。

午後に晴れ間がのぞく予報でしたが

まだ曇天のまま・・・。

明日も雨予報。

 

せっかくのお花見のベストな時期に

梅雨模様。

残念です。

 

 

天気と裏腹に、

スーパーラクビーでは

サンウルブズが今シーズン初勝利。

プロ野球では、

バッファローズの4連勝で貯金1。

これらに喜んでいる澁川です。

 さくら満開2

ガッツポーズ

 

昨日は、月一定例のFP塾でした。

今月のテーマは、

「社会保証制度の最新動向」

 

2017年4月セミナー資料

 

社労士になろうと

5年受験勉強をしてきたので、

大枠の制度は十分理解できている内容。

 

資格取得を諦めて2年経ちましたが、

この間に、

公務員の共済制度と

会社員の厚生年金制度の一元化や、

 

短時間労働者の厚生年金制度の

加入拡大など大きな改正もありました。

 

今年の8月には

老齢基礎年金等の年金受給期間を

25年から10年に短縮する法律も

施行されます。

 

年金保険料率は、平成179月より

毎年1000分の3.54づつ引き上げられ、

今年の9月に1000分の183となり

これで引き上げの最終となります。

 

今の財政からすると、

さらなる引き上げもあるようにも

思いますが・・・、

標準報酬月額の18.3%(労使合計)が

厚生年金保険料となっており、

これ以上に負担は難しい?

 

 

 

年金支給額については、

少子化に伴う被保険者の減少による

保険料総額の減少と、

 

平均余命の伸びによる給付増による

年金支給額増大に対処するため、

 

年金額を調整する

「マクロ経済スライド」

という制度はいよいよ開始され、

受取年金額が減少していくことに。

 

年金手帳

 

老後の生活のためには、

公的年金だけでは心もとないので

確定拠出年金など自助努力で

貯めていかないと・・・

 

 

また公的医療保険制度についても、

皆さんご存知のように

保険料と医療費のバランスが

取れてないということで・・・、

 

厚生労働省は

いろいろな手を打ってきていますが、

根本的な財政再建策はない状況です。

 

制度が複雑でわかりにくいのですが、

いわゆる組合健保や協会健保の保険料が、

高額所得になればなるだけ

保険料が上がる仕組みが導入されており、

 

高額療養費制度についても

一昨年の法改正で、

標準報酬月額の金額により、

所得の多い人の負担が増加しています。

 

また、この改正では、

70歳以上の高齢者の負担も

現役並所得がある人の負担が

増加しています。

 

 

昨日のセミナーの冒頭で

社会保障の給付と負担の現状として

説明がありましたが、

 

年金と医療・介護の給付合計が

105兆円で、国家予算97兆円を

超えており、

 

この支出に対して

収入は保険料負担分6割、

税金4割だそうです。

 

この流れはここ何年も同じ流れ。

 

少子高齢化の中で

社会保障費が増大しているのは

止むを得ないとは思いますが、

 

 

我々のシニア世代も

まだまだ頑張って稼がないと

長生きリスクに対処できない。

 

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