2017年2月15日水曜日 ブログ第93号
昨日はインプットの日として
吉澤相続事務所主催の
「H29年度税制改正」セミナー
に出席しました。
昨年末に閣議決定した
H29年度税制改正大綱
に基づくセミナーは
今回で3回目。
今期末までの国会で可決され
本年の4月より適用となる予定
ですが・・・
講師により
解説の仕方や力点の置き方が
微妙に違い出るので、
セミナー毎に新たな気付きなどがある。
学んだことはできるだけ早く
アウトプットするのが鉄則。
他人に説明することにより
自分のものになる。
今回のセミナーでの
新たな気付きは・・・
① 配偶者控除、配偶者特別控除の見直し
② 広大地評価方法の見直し
③ 今回の税制改正で見送りになった項目
④ 民法の改正の動き
などなど
① については、
新聞などで報道されていますが、
パートで働く人の社会保険加入義務の
拡大などを絡めた説明があり
103万円の壁、
130万円の壁以外に
106万円の壁があり、
相続対策で子会社設立して
給与、役員報酬をいくらにするか
気を付ける必要があること
② 広大地については、
土地の個性に応じて、
形状・面積に基づき評価されることに
なるため減額幅が縮小されるケースが
多くなりそうですが・・・、
今年中に広大地評価方法を用いて
相続時精算課税制度を適用して
贈与する
検討価値があるとの話は、
大きな土地を持っている人には
大事な話になりそう。
③ 見送り項目では、
タワーマンションの相続時評価、
上場株式の90%評価など
④ 民法改正の動きでは、
配偶者の居住権確保、
配偶者の法定相続割合の引き上げ
自筆証書遺言の取り扱い、
遺留分、寄与分の改正など
興味深いものの現状解説していただく
終了後に講師と話してみると
「2時間半ではとても話しきれなく、
今回時間がなくて割愛した部分でも
知っておいた方がいいネタが
あるんだけど別の機会に話すわ・・・
今日学んだことは
お客様にお会いした時に話すと同時に
ニュースレターで情報をお届けする形で
アウトプットしていこう。