2017725日火曜日 ブログ第253

今日は昨日までと違い

曇天で小雨交じりの裏六甲でした。

湿度は高いですが、

気温は低くまだ過ごしやすい感じ。

 

夜中は冷たい風が部屋を通っていたため、

夜中に肌寒くて目覚めた澁川です。

 

昨日は、無料面談後不動産の売却商談に

立ち会って居ました。

 

現存している建物を解体して、

更地にして引き渡す商談。

 

更地

 

 

昨年、お世話になっている会社が

保有していたホテル売却時も

同じく更地にして引き渡す可能性もあり、

 

解体業者に解体見積りを

依頼したことがあります。

 

建物解体工事

 

 

どこに解体を依頼するかにより、

かなり見積り金額に差が出てきます。

 

ただ、解体時の作業工程や、

解体廃材の処分の仕方に問題があると、

依頼主に責任が出てきますので、

信用問題にもなるため、

慎重に対応する必要が出てきます。

 

今回の現場の引き渡し時には、

基礎杭を抜く条件があったため、

現在の建物の杭の配置図を

入手して調べました。

 

すると、

今回の対象地は地盤が軟弱なのか、

建物の大きさに比べて、

想定以上の太さの杭が、

かなりの深さまで打たれていることが

判明しました。

 

買主様の意向に従い、

この杭すべて抜いてしまうと、

地盤の軟弱化や、

近くの川より深いと思われるため、

地下水が噴き出す可能性も想定され、

 

売主側の建築士の指導でも

杭は抜かない方が良いと指摘あり、

杭の配置図面を買主様に渡し、

抜く必要があるのかどうかを

検討してもらうことに。

 

この他、

更地後にはマンション建設を

予定されているということで、

土壌汚染の有無も

解体後に調査することに。

 

古い建物を購入して

そのまま利用する場合と

事前に確認する点は多々異なります。

 

不動産取引の実務は

まだまだ経験不足であり・・・、

仕事を通して学びが多い一日となりました。